【青空協室とは…?】
教科の枠に捉われずに、集団での課題解決型学習に重点を置いた様々なプログラムを行います。「こうしたらどうだろう?」と試し、上手くいかなければもう一度考えて試すというサイクルを、体を動かしながらゲーム感覚で実践します。異学年混合の班で活動するのも特徴です。
今回行ったプログラムは、
①ジェスチャー合戦
②スーパー言葉ハンティング
の2つです。
実はどちらも、以前行ったことがあるプログラムの発展版。
毎回新しいことに挑戦するのも楽しいのですが、やったことがあるプログラムの難易度をあげることで、子ども達の工夫の仕方や視点が深まっていきます。
ジェスチャー合戦では、お題として出された「やさしい」「かたい」などの形容詞が当てはまる状況を自分達で考えて、お題の言葉を言わずに演じて見せます。
「どんな時にこの言葉を使うか?」と考えることで、1つの言葉がもつ意味の多様性に気がつくことができます。
お題が『高い』だった班では、「何か高いの?」と話し合われていました。「声」が高い、「背」が高い、「高い」ところに物がある…。最終的にこの班は演じやすさを考えて、「値段」が高い、にしていました。
ここでクイズです。
この班のお題は何でしょうか?
答えはこの記事の一番最後に書いてあります。
スーパー言葉ハンティングは、学校の掲示物からひらがなを探して、言葉を作るプログラムです。
例えば「3文字のくだもの」というお題に「りんご」と回答したい時は、『り』『ん』『ご』の3文字を掲示物から探さないとクリアになりません。ただし、一度写真に撮ったところのひらがなは、2回使うことはできません。次のお題でまた『り』を使いたければ、別の『り』を探す必要があります。
学校の中にひらがなはたくさん隠れています。お目当ての一文字を見つけるために、「し!し!し!」と言いながら探し回る子が学校中をうろうろしていました。低学年でも自分でできることを考えて、積極的に参加していました。
写真のお題は「4文字の文房具」で、子ども達が考えた答えは「こんぱす」でした!
【ジェスチャー合戦答え】
正解は『かゆい』。
花火を見ていた女の子2人に蚊が近づいてきます。
パチン!と数匹やっつけますが後ろから刺されてしまい、かゆそうに腕をかいていますね。